暮らしの知恵

【厳選の1冊】20代のうちに読んでおきたいおすすめ小説

題名は

アルケミスト 夢を旅した少年  パウロ・コエーリョ作 です。

 

 

全世界で8500万部の大・大ベストセラー作品。81か国語に翻訳。

全人類共通で共感できる夢と希望、勇気を与えてくれる作品です。

こんな人におすすめ

・前向きな気持ちになりたい人

・目標や夢がある人

・進路に悩んでいる人

・挫折を経験した人

・人生をよりよく生きたい人

・哲学が好きな人

Rin
Rin
この小説から自分自身の人生と照らし合わせて解説していきます。

物語のあらすじ

主人公は、羊飼いのサンチャゴという少年です。

少年は毎晩のように『ピラミッドの真下に宝物がある』という夢をみます。

そして彼はピラミッドの真下にいけばきっと何かあるんだと思い、

羊を率いてエジプトへと旅にでます。

エジプトへ行くまでに様々な人たちと出会い、少年は人生とはなにか。

を学んでいきます。

そして彼は宝物を見つけることができるのか・・・

といったストーリーになります。

運命から学ぶ

サンチャゴは旅の道中で、セイラムの王様に出会い王様から運命について話を聞きます。

まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。

夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。

ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、

彼らに思いこませ始めるのだ

引用 アルケミスト 夢を旅した少年

結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、

もっと大切になってしまうのだ

引用 アルケミスト 夢を旅した少年

私は、常に引き目を感じながら生きてきた事が多かったです。

高校卒業して、やりたい事も見つからずフリーターになり、

まわりの友達は新しい生活を送ってる中で、私は毎日図書館と家の往復をしていました。

自分の人生を模索していた日々の中で、新生活を送る友達と自分を比べて、

自分を情けなく思う事が度々ありました。

でも今となってはあの時、何となく就職や進学をしなくてよかったと、

思っています。それはきっと、まわりの足並みを揃えることを選ばず、

自分の気持ちを優先させたことで、今に繋がる大切な人たちに出会えた事、

そして、自分の心に正直に過ごした日々が自信になり、今の自分を支えてくれています。

自分の人生の舵をとるのはいつも自分自身ということを教えてくれました。

幸せから学ぶ

旅を進めるとサンチャゴは次に幸福の秘訣について老人から話を聞きます。

幸福の秘訣とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、

しかもスプーンの油のこともを忘れないことだよ。

引用元アルケミスト 夢を旅した少年

人は成功すればするほど、いつしか感謝することを忘れてすべてが当たり前になっていく。

どんなに素晴らしい世界が目の前に広がったとしても、

いつも支えてくれている親や、友達、そして当たり前に来る毎日に感謝することを、

忘れてはいけないですね。

それはお金や地位では変えられないかけがえのないものです。

裏切りから学ぶ

サンチャゴは旅を進める中で、さらに自分と年齢も背丈も同じ男の子と出会い、

彼を信用し旅のガイドを頼みますが、彼に全財産を取られてしまいます。

彼は自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、

宝物を探し求める冒険家と考えるか、

そのどちらかを選ばなくてはならないことに気がついた。

アルケミスト 夢を旅した少年

私の好きな言葉に、過去は変えられないが、未来は変えられるという言葉があります。

今この瞬間からいつでも人は、とどまる事も、前に進む事も選択できる。

未来に繋がる小さな選択が、夢に向いているのであれば、

かならず夢を叶える事は出来ると思います。

心から学ぶ

ピラミッドに近づくにつれて、サンチャゴの心が、色々な事を語りかけてきます。

サンチャゴは錬金術師に自分の心が夢を叶える事を恐れている事を伝えます。

傷つくのを恐れることは、

実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

起こる前から、自分には無理かもしれない、

もし思っていたのと違ってたら落ち込むかもしれない、

日々の生活の中でそんな気持ちになる事は、幾度となくあります。

私は小学校入学してすぐ、クラスに行くのが怖くて半年間不登校になりました。

その時の気持ちは、新しい友達と馴染めないかもしれない、

ただ漠然とした不安に襲われ、小学校生活早々で恐怖心に負けてしまいました。

別の教室で先生と2人で授業を始める事になり、

少しずつ同じ教室の人がのぞきに来てくれて、次第に友達ができ、

教室に戻れるようになりました。

勇気を振り絞って教室に入った日のことを何十年経った今でも鮮明に覚えています。

死ぬまで一緒にいる自分のことを、最大の敵ではなく、最大の味方に辛い瞬間も乗り越えたいと思いました。

読み終えて

サンチャゴはさまざまな人と出会い経験をし、エジプトへとさらに歩みを続けます。

サンチャゴは、宝物を見つけることができたのか。

そして、その宝物とは一体、何だったのか。

情報に溢れた時代だからこそ、自分の心の声に耳を傾け、

力強く生きていきたいと思わせてくれる1冊です。

この本を読んで、あなただけの宝物を見つけることができることを祈っています。

こころに染みる名言

人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

誰もみな、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、

自分の人生については、何も考えをもっていないようだった。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

おまえはわしに今まで知らなかった富と世界を見せてくれた。

そしておまえが来る前よりもわしはだんだん不幸になってゆくような気がする。

なぜなら、自分はもっとできるとわかっているのに、わしにはそれをやる気がないからだ。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

決心するということは、単に始まりにすぎないということだった。

決心するということは、まるで、急流に飛び込んで、

その時には夢にも思わなかった場所に連れてゆかれるようなものなのだ。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

もし、自分の運命をいきてさえいれば、知る必要のあるすべてのことを、人は知っている。

しかし、夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。

それは失敗するのではないかという恐れだ。

引用元 アルケミスト 夢を旅した少年

 

 

アルケミスト夢を旅した少年

 

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