本日はブログで読みやすい文章の重要性を記事にしました。
読みたいと思ってもらえる文章を書くには、どうすればいいんだろう。
この記事を読めば・・
読んでもらえる文章を書くには、『読みやすい文章』が必須であることを理解し、文章の基本を学ぶことができます。
読んでもらえる文章を書くにはどうすればいいのかを悩んでいたわたしが、読みやすい文章の重要性を知り、文章を書くことが楽しくなりました。そのきっかけを作ってくれた本の紹介とともに、本で得た学びを解説していきます。
自分の文章は読みたいと思える文章なのか。
ブログを開始して以来、ずっとこの悩みを感じていました。
そして文章力を鍛えるべく、いろいろな情報を読み漁りました。
『読み手の気持ちになって、文を書いてみる』
『とにかく、思うがままに書いてみる』
ヤフー知恵袋にも私のように、うまく文章がかけない人がたくさん質問をしていました。
『文章だと自分の思いが、うまく伝わりません・・』
『自分はライターに、向いていないのでしょうか・・』
そもそも文章を書くとは?
読みたいと思ってもらえる文章にするにはどうすればいいのか、という悩みより
『
20歳の自分に受けさせたい文章講義』という本でした。
文章を書くとは翻訳すること
『あー!面白かった』と一言で簡単に伝えることはできます。
しかしこれが、映画の感想文を書きなさい、と言われたらどうでしょうか。
登場人物はどんな人物で、どういう展開が起こり、なぜ良かったのか。
結論を急ぎすぎてこの作業を端折ると、途端に感情を持たない文になってしまいます。
整理し、理解し、自分の言葉で再構築していく、
感情を言葉にする難しさ
上記で記載した通り文章を書くことは、考えをまとめ再構築していく作業が必要です。
一方で会話は、言葉以外にも感情表現を表すことができます。
文章は、感情表現を文字で表すしかありません。
感情という漠然としたものを、言葉にしていく作業を曖昧にすると、
思っていたことと文章の間に、ギャップを感じるようになります。
リズムが良い文は読みやすい
文章とは、翻訳する作業であることを理解した上で、
読みやすい文とは、一体どんな文章を指すのでしょうか。
文章は文体であり、
リズムとは、論理的展開ができている文章のことです。
論理的展開ができている文章とは、一体どんな文章なのでしょうか。
接続詞を意識することで、論理的展開ができる
論理的展開がある文章というのは、
接続詞が正しく使われていることです。
例:
コロナでたくさんの人の生活が脅かされた。テレワークの浸透が仕事の多様化に繋がり働く人たちにとってはチャンスでもある。これからの日本のビジネスは明るい。
ここで『コロナでたくさんの人の生活が脅かされた』と
『テレワークの浸透が仕事の多様化に繋がり働く人たちにとってはチャンスでもある』の間に
接続詞(そして?しかし?つまり?)を入れてみたらどうでしょうか。
つまり、
この2つの文は全く別の話であり、論理破壊している文ということに気付くことができます。
接続詞を意識することで、論理破壊している文になることを未然に防ぎ、
美しい文よりも正しい文こそ読みやすい
リズムがよい文章がいかに重要か、
本書の中でわたしがすごく納得した説明がありました。
相手に伝えたいと思えば思うほど、美しい表現や比喩を用いて、
しかし、こういう文はどこまでも主観的な表現になります。
まずは、論理的に正しい文を習得することが大切です。
本書でも下記のような説明がされています。
声も表情もないツールを使うかぎり、その゛感情゛は論理のレールに乗せてやらないと届かない。われわれは゛感情゛を伝えたいからこそ、倫理を使うのだ。
どこまでも倫理的であり、正しい文であるといえます。
『なんかこの文は読みづらい』
『この文はすらすら読みやすい』と感じたことはありますよね。
視覚的にリズムがよい文章とは、どういうものなのでしょうか。
句読点の打ち方
読みやすいブログには、句読点が多く使われています。
逆にだらだら連なっている文は、読みづらさを感じさせます。
空白があるというのは、視覚的に非常にやさしい印象を与え、
読点をいれることで、伝えたい文を明確にすることができます。
改行を入れる
改行に関しても句読点と同じように、文章全体の圧迫感を緩和する効果があります。
そして大切なメッセージが埋もれないように、文を改行させることで伝えたい文はここだと、読み手に伝えることができます。
ひらがなを使う
ひらがなを使うことも、眼から入るリズムをよくしてくれます。
誰でも読める漢字をなぜ、ひらがなで書いているんだろかと気になったことがありました。
例:
未だ→まだ
必ず→かならず
出来る→できる
全て→すべて
ひらがなで書くことで圧迫感をなくし、
伝えたい言葉は漢字にすると、読みやすい文章に近づきます。
聴覚からのリズム
次に自分が作った文章がリズムがよいのか確認するためには、音読が有効です。
眼ですらすら読めても、音読となると言葉が詰まったり、読みにくくなることがあります。
なぜ、音読になると読みづらくなるのか、本書では下記のように説明しています。
無意識のうちに『自分のリズム』で読もうとするために起こる現象である。
では何に注意して、音読を進めればよいのでしょうか。
読点の位置を確認する
読点を確認することで、リズムの違和感が見つけやすくなります。
自分で書いている文は、読み手はこう解釈するであろうと先入観が入ってしまいますが、
音読することで客観的に、自分の文章をみることができます。
重複箇所を確認する
同じ言葉が何度も使われていないかを確認する際にも、音読は有効です。
言葉が連続して使われていると、リズムが悪くなります。
例:言葉の重複
『~である』・・・『また~である』※より強調したい文以外
『そして~だ』・・・『そして~だったのだ』
『~という思いがあり』・・・『~という選択をした』
音読することで、自分の文章の癖を見つけることができます。
断定はリズムをよくする
『~はこうだ』と断定を入れると、文章は読みやすくなります。
その前後の文章は、倫理的な文章で固めることが必要です。
読み手は説得力のある文章を求めています。
自信がないから、断定したくないと思う気持ちはあるかもしれません。
自信があるから断定するのではなく、自信を持つために断定する、というアプローチを考えてもいいのではなかろうか。
何を言いたいのかわからないような文章より、歯切れのよい文章の方が、
まずは読みやすい文章を書こう
ここまでの学びをまとめてみます。
・文章は思いを『書く』のではなく内容を整理・再構築し、
自分の言葉にしていく翻訳作業のこと。
・読みやすい文章は、リズムがよい文章(=論理的展開がある文章)であること。
・正しい接続詞、句読点、改行によりリズムが良くなる。
・音読することで客観的に、自分の文章を見ることができる。
・断定することで説得力が増し、読みやすい文章になる。
今まではどんな言葉や表現を使えば読んでもらえるのか、を考えていましたが、
正しい文章にするにはどうすればよいのか、を考えるようになりました。
また、翻訳するという概念を知れたことは大きな学びとなり、文章への取り組み方に変化をもたらしてくれました。
正しい文章という丈夫な枠組みがあってこそ、
まずは、読みやすいね!と言ってもらえる文章を目指しましょう。
↓本記事で解説した初心者ブロガーにおすすめの参考本↓
読みやすさを追求した本であるがゆえに、すらすら読めます。
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