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こんにちは!Rin(@8101331T)です。
私は米国高配当株とインデックス投資を中心にサイドFIREを目指すアラサーです。
近年、加入数が増加している積立NISAですが、
今から積立NISAを始める人へ米国株と全世界株どちらを選べばよいのか解説します。
積立NISA で米国株と全世界株ならどちらが良いんだろう。

この記事を読めば・・
2022年から積立NISAを検討している人へ
人気の米国株・全世界株、どちらを選べばいいのかが参考になります。


【積立NISA1年経過】コロナショック回復後から積立した結果 私は米国高配当株とインデックス投資を中心にサイドFIREを目指すアラサーです。 2021年4月1日から積立NISAを開始し...

【2022年3月度】サイドFIREに向けてのポートフォリオ公開 こんにちは!Rin(@8101331T)です。 私は米国高配当株とインデックス投資を中心に、
サイドFIREを目指すアラサー...
Contents
わたしは米国株を選びましたが・・

結論から言うと、私は米国株式を積立NISAで満額(33,333円)行っていますが
積立NISAは長期保有する前提なので、
今後何十年後かにアメリカ一強から別の国になる可能性もあります。
今後もアメリカへの頑固たる成長を断定できるのであれば、問題ないですが、
衰退リスクがぬぐい切れないと思うなら全世界株を購入した方がいいかもしれません。
米国株派の主張

では米国株へ投資している人はどんなことを考え投資しているのでしょうか。
歴史的大暴落から何度も復活している唯一無二の米国
下記の表がおよそ150年間のアメリカ代表指数S&P500の長期チャートです。

見ての通り、アメリカは基本的には右肩上がりで推移しています。
アメリカは、ITバブル崩壊・リーマンショック・コロナショックと
20%超えの暴落を乗り越えています。
ITバブル | 約5年で回復 |
リーマンショック | 約6年で回復 |
コロナショック | 約半年で回復 |
人口増加が見込まれる
中国、イギリス、ドイツなどは今後高齢者社会が進んでいくといわれている中で、
アメリカは今後も人口増加が見込まれます。
ただアメリカも日本同様、出生率が減っています。
では、なぜアメリカで今後も人口が増加していくのでしょうか。
それはアメリカが移民の割合が多い国であるからです。
アメリカの移民人口は世界1位であり、さらに世界規模でみれば、
人口は増加すると予想されている背景もあり米国株を選ぶ人も多いです。
ちなみに中国は今後人口が減少、高齢化が進むと予想されています。
イノベーションが起こりやすい国である
今世界を率いるGAFAは、すべてアメリカ企業であり、
やはりイノベーションが起こりやすいアメリカへの投資に
期待ができると考えることもできます。
積立NISAで買える米国株インデックスファンド
それも米国全体を丸っと投資できます。
ちなみにわたしはeMaxisSlim米国に投資していますが、投資先は米国のためどれも同じような結果になるかと思います。
ファンド名 | 指数 | 何社に投資してる | 手数料 |
SBI・V・S&P500 | URSP(USトータル・マーケット・インデックス) | 米国4000社に投資 | 0.1596% |
eMaxisSlim米国 | S&P500 | 米国500社に投資 | 0.1620% |
楽天VTI | S&P500 | 米国500社に投資 | 0.09264% |
全世界株派の主張

次に全世界への投資をみていきましょう
全世界に投資すれば国の固有リスクがなくなる
どんな国にも転換期は必ず訪れます。

画像元Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018PDF
上記の表は1899年~2017の世界の時価総額の移り変わりを表したグラフになります。
Japの部分は日本の時価総額の推移ですが、1980年代は日本のバブル期で、
日本株が最強と思っていた投資家は多かったはずです。
バブル崩壊後は、どんどんと日本は衰退していきました。
あのバブル期に、今の衰弱した日本を見据えることは非常に難しかったと思います。
どんなに一強と思われる国も未来は誰にもわかりません。
この表からも固有の国に集中投資することを懸念する人は多いです。
自動でベストな国への分散が可能
上記の表でわかるように、時代の転換期はどこかで訪れることがありますが、
それを予想することは非常に難しいです。
であればわざわざリスクを取るのではなく、強い国には多く投資をし衰弱していく国には、
少額で投資する時価総額加重型に投資すれば勝手に調整してくれて思考停止でも資産が増えていくということになります。
理論的に正しい投資手法は全世界への投資
ノーベル経済学賞を受賞した【現代ポートフォリオ理論】でも
全世界株への投資をして、無リスク資産との比率を考えることを考えるというシンプルな投資手法が最も理にかなった投資法と言われています。
積立NISAで買える全世界株インデックスファンド
下記は全世界を丸っと買えるインデックスファンドです。
ファンド名 | 指数 | 何社に投資してる | 手数料 |
SBI全世界株式インデックス | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 全世界8000社 | 0.133% |
eMAXISSlim全世界株式 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス | 全世界3000社 | 0.178% |
楽天VT | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 全世界8000社 | 0.261% |
積立NISAができる証券口座
これから積立NISAをはじめたい人へ証券口座をご紹介します。
わたしは楽天証券もSBI証券も利用していますが積立NISAは楽天証券で利用中です。
初心者には使いやすいのでおすすめです。
暴落しても積立続けることが大前提
近年の米国株と世界株ではどちらを選んでも大きく大差はありませんでした。
理由はグローバル化が進みアメリカの企業は世界へ進出していますので、
アメリカが暴落すれば、ほかの国も同じように暴落し逆もまた然りです。
そこで一番重要なのはどちらに投資するほうが自分の精神が安定するかが大切です。
最低でも20年以上運用するのであれば、必ず大暴落を経験する可能性があります。
そのときに、平然と積立を続けることができると思う方へ投資をすることが重要です。
暴落してもトータルとして勝てるように分散投資をしているのにも関わらず
暴落に耐えきれず、積立をやめてしまったら本末転倒です。
そうならないためにも、どちらに投資することで長く投資を続けていけるか、
自分が納得いく投資先を選ぶことが大切です。